場を和ませる笑いを広げる。笑うことと笑わせること

こんにちは。

笑いの効能は色々な分野で取り上げられています。医療現場では、リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞が、笑いによって活性化され、がんや感染症にかかりにくくなると言われていたり、認知症の症状の進行を抑える効果が研究されたりしているようです。

また、笑い療法士という資格も見つけました。

社)癒しの環境研究会

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笑わせること

人を笑わせるには、単純には笑顔になるのが手っ取り早いでしょうが、言葉で笑わせるには、結構センスが必要だと思います。

よく人の欠点や失敗をあげつらうことで笑いを取ったりする場合がありますが、こういうのは場の雰囲気を崩します。

言った方は勝ち誇った感じになりますが、言われた方は悪く言われたことと恥をかかされたことに恨みの想念を持ち続け、いつか相手を復讐しようとします。これでは双方幸せにはなれません。

これに対して、当意即妙な笑いを取れる人は、聞き手の所作をよく観察して、周りにも配慮する気配りができるため、一目置かれる存在になると思います。

ウィットに富むというのでしょうか。場を和ませる高等なテクニックと言えます。それに、質の高い笑いをお互いに提供することは、より良い人間関係を築きましょうという意志表示でもあると思います。

これとは別に、人生で苦難を乗り越えて来た経験を、上手に面白く表現する人が世の中にはおられます。

自分の失敗を笑いに変えられる懐の深さを感じます。この意味で、しくじり先生等は、色々な学びがあると思います。

笑われること

よく、何をしても笑って許される人がいますが、こういう人はもうそこに居るだけで場を和ませることができる貴重な才能の持ち主です。

天性の笑いのツボを習得して、この世に生まれてきたのかもしれません。

また、特に幼児は何をしても微笑ましく、自然と笑いを誘われると思います。

自分も殺伐?とした夫婦喧嘩中に、子供たちのちょっとした仕草に爆笑させられて、何を言い争っていたか忘れることは結構多い気がします。

線引きが難しいところがありますが、変わった言動をした本人に、その意識がないのであれば、「笑われた」ことになるのかと思います。

天然という言葉で表現されたりしますが、双方に悪意や被害がなく、場を和ませる効果があるのならば、この笑いも大いにアリだと思います。

「笑」という文字 神話の世界から

「笑う門には福来たる」。常に笑顔でいれば、物事も良い方向に運んで行く気がします。笑いとは何か、その文字から見ていきたいと思います。

髪を結いあげた巫女の絵から生まれた字で、神を楽しませるところから 笑うという意味になった。

(赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典より)

古事記に、天岩戸開きというところがあります。

天照大御神が岩戸隠れをなさったとき、

天宇受売神(あめのうずめのみこと)が肌を露出して踊ると、八百万神(やおよろずのかみ)が笑い騒ぎ、天岩戸にお隠れになった天照大御神(あまてらすおおみかみ)が不思議に思って少し開けたところを、天手力男神(あめのたぢからお)が大御神を外へ引っ張り出し、再び天地が明るさを取り戻した。

(「神社と神様がよ~くわかる本」の内容を引用)

という内容のものです。神様も笑いや楽しいことへ心誘われるのだなと思いました。興味のある方は、前後の内容も本で調べていただくと面白いかと思います。

ところで、古事記の原文には、「笑」が「咲」と表記されています。「笑う」には、「わらう」以外に「花が咲く」という意味もあるそうです。

余談ですが、女優の武井咲さんがいらっしゃいますが、自分は以前名前を「さき」と思っていましたが、「えみ」と読むことをしばらく経ってから知りました。【咲 → えみ → 笑み】とつながっているのかなと自分なりに解釈しました。

この二つの漢字の成り立ちは同じようです。人が笑う口のほころびが花のほころびと似ているからみたいです。神々様も知情意は人間と同じなんですね。笑いの力は、大きいなと感じます。

自己を主張して他を拒む現代

現在、心を閉ざすような、緊張状態が続くような社会問題が色々な場面で起こっています。

歴史、人種、性別、障害、貧富、等々あらゆる相対するものが、自己の正当性を主張し、相手を非難します。自分が正しくて、相手が悪い。受け入れず、拒絶する。

「拒」という漢字は、手でしりぞけるという意味から成り立っているようです。「相手の要求を断る」、「進んでくるものを通さないように押さえとどめる」、「敵対する」

特に2つめの意味に、あることが頭に浮かびます。

それは、喘息完治のテーマでも書いていますが、出てこようとする体内毒素を、薬でもって固めるのが現代医学の方法だということです。

せっかく熱によって溶けてきた毒成分(膿や痰や鼻水など)を、薬の効果で押し込めてしまう。そうすればするほど体内にはどんどん溜まっていきます。それがいつか限界値を超えたとき、人体は耐えられなくなるでしょう。

主義や主張、方法の違いによって相対するものを拒み、固め、敵対すれば、いつの日かその反動作用が起こり、収拾がつかない事態に陥るかもしれません。

許しあうためには

心の緊張をほぐし、心を溶かし、ゆったりとした気持ちで物事にあたる・・・それには、笑いや許しが必要だと思います。

「許」には、神に祈り、ゆるされるという意味があるようです。

赤ちゃんのほほ笑みは、人の心を溶かしますね。大人でも、いつも笑顔でいる人は、人を惹きつけます。相手を受け入れる、許すために、簡単にできることは、まず笑顔になることでしょう。

個人個人が、自分も笑い、人も笑わせる、そういうムーブメントが起こせたら、いろいろな問題が解決されるきっかけになるのではないかと思います。

自分の状況を笑いに変える

ということで、自分の発作状況にまつわるエピソードを笑いに変えてみましょう。

一笑に付していただきたいと思います。

【コンと咳 発作の始まり ゴング鳴る】

咳と共に喘鳴と窒息の試合開始。

【発作中 気付けば外は 雨模様】

人間天気予報かとも言われたりします。

【トイレまで 道のり遠く マラソン級】

下手に動くと呼吸不全で動けなくなります。

【起坐呼吸 もはやいつもの 寝る体位】

きざこきゅう。胸が圧迫されるので横になれず、座って耐えます。夜中はきつい。

【窒息時 吸うより吐くのを 長くして】

肺の中の空気を出しきることで少し息が吸えます。この時にものすごい唸り声が出ます。初めて聞く人は、何事かと驚きます。

【口マスク 片手にティッシュ 必需品】

公衆エチケットのためと、痰が頻出するため欠かせません。

【鏡見て ホネカワスジオ そこにあり】

とにかく脂肪と筋肉は削げ落ちます。喘息ダイエット。食欲不振のためでもあります。

【食い溜めは できぬとしりつつ 食い溜める】

元気な時は、発作時の穴埋めをと考えていっぱい食べてしまいます。実際体力がないと発作は乗り越えられません。が、食べ過ぎるとまた苦しくなるのです。

【極楽は 感謝のこころの そばにある】

呼吸も、食事もお風呂も歩くことも、有りがたきことです。発作が終わり、出来なかったことが出来る嬉しさは、極楽にいる境地になれます。

【常備品 父咳き込むと そばに置く】

ティッシュとゴミ箱は父の備品と子供たちは心得ています。

【車なし 確認して子が 「よかったね」】

車通勤のため、車がないことが元気に行った印です。

【父元気 すかさず子らが 膝に居る】

発作の合間を見計らって、元気そうに見えたらやってきます。つかの間のスキンシップです。

【さする手が 止むと間もなく 頭突き来る】

これは以前発作初期の頃。真夜中の発作時は、妻が眠りながら背中をさするのでした。コックリと頭突きをしてきます。

【だんだんと 放置されても 乗り越え可】

最近は、介護を諦められて一人プレイです。まあそれだけ症状が改善しているとも言えます。

【レントゲン 喘息何故か 映りません】

肺炎は白い影が映るのに、喘息は影すらありません。不思議です。

【病院は 患者データの 集積所】

自身の薬の効用が、知らぬ誰かの処方箋です。

【モルモット あなたの気分と リンクする】

私たちは薬の試験者か?というモルモットの悲痛な叫びが聞こえてくる気がします。

【大病院 女医の服装 CAばり】

さすがコスチュームにもお金をかけています。

【診察と 処方箋のみ 世話します】

大病院、そこには患者さんがあふれています。そのため、診察は素っ気なく機械的で、処方箋を出されたら、あとは薬買ってきて通ってねというスタイルですね。良いか悪いかは分かりませんが、そこに人間的温かさはなさそうです。

女性も非常にクールですね~ドラマの影響でしょうか?

以上、思いつくまま詠んでみました。「笑う門には福来たる」です。きっといつか過去のこととして、大笑いできる日が来ます!!

笑いの世界発信を

変な題ですが・・・現在日本はテレビをつけると、どこでも大概お笑い芸人が出演しています。今の時代、必要とされているのでしょう。

個人的にですが、お笑いの方々に、してもらえたら良いなと思うことが一つあります。

それは、困っている、悩んでいる人に笑いを届けてほしいということです。

貧困や、孤独、紛争で危険にさらされている地域に直に行くのが難しければ、ネット配信で現地語訳のものを提供するとか。

常に緊張し、恐怖に心を固く閉ざし、「生きのびる」ことが現実になっている方たちに、何とか笑顔になっていただきたい。

たくさんお金を稼いでいるお笑いの皆さんが、おいしいものを食べたり、豪華な家に住むだけではなく、そういう人助けの方面にお金を使ってもらうようになったらいいなと、一人考えるところです。

おわりに

冷えきった夫婦間も、笑いは人を引き寄せ、怒りや苦しみは人を遠ざけます。

自分から笑い、また人を笑わせ、それが返ってきて笑わせられ、お互いが笑顔になる。

そんな行為は、今すぐに出来る気がします。自分の失敗例も、ひどい体験も、血となり肉となって、笑い話としてにじみ出る、そんな人間に憧れます。

ぎこちない親子間も、他人間のいざこざも、上下間の軋轢も、国家間の摩擦も、その関係を改善しようと思ったら、相手への非難の矛を一旦おさめる。

そして質の高い笑いをお互いに言いあえる環境づくりを、少しずつ積み重ねるのがいいのではないかと思います。

現在の世の中では、外交的駆け引きや武装(武器や理論)による威圧で解決しようとするのは、仕方のないことかもしれません。

が、民間人は民間人なりに、個人個人の笑いのツボをつかみあうことで、その場の和みを広げていけたら良いなあと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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