喘息にはこういう薬が使われている 表示の知るべき内容とは

喘息は、一般的には薬で治すものと言われております。しかしそれぞれの薬品表示には効能のほかに、副作用もしっかり書かれています。知っておいた方が良いと思う内容を調べてまとめてみました。

最新の薬は遺伝子組み換えが主流となっているようです。ちょっと怖いものがあります・・・

■目次

1. ステロイド薬

2. β2刺激薬

3. 抗アレルギー薬

4. テオフィリン薬

5.最近の薬剤について

6.自分の現況に置き換えてみる

7.今話題のオプジーボについて

8.危険性の「過小評価」は・・・

9.まとめ

ステロイド薬

薬理について

ステロイドには組織の反応性を低下させる作用があるそうです。

  • 気道における抗炎症作用・・・炎症起因物質のサイトカイン、マスト細胞、好酸球などを減少させる
  • 血管透過性抑制作用・・・・炎症性メディエーターによる血管透過性を亢進を抑制する
  • 粘液分泌抑制作用・・・・・気道炎症時の粘液分泌亢進を抑制する

※亢進…高い度合に進むこと。 高ぶり進むこと。

長期服用の場合に起こりうる副作用

副腎不全、ウイルス性肝炎を含め各種感染症の誘発、血糖値の上昇、骨が弱る、胃潰瘍、気分の落ち込み、眼圧上昇、動脈硬化、血栓症など

ステロイドには、吸入薬と経口薬とがありますが、専門書によると吸入は、局所的に効果を発揮するに対し、経口薬は全身的に作用する可能性があるとされています。

知り合いの女性のアトピーの例

喘息ではないですが、その方は、ある時手にぶつぶつが発生して、医者に行ったところ、そこにステロイドを塗られたそうです。その後、次第に腕全体に広がり、上半身、顔、下半身にまでどんどん広がっていったらしく、明らかに薬を塗ったことで症状がひどくなったと言っていました。

喘息でも結局は、ステロイドが出てきて、投与量の差はあるものの、上の女性のような症状になる可能性もあるわけです。

使い続けているうちは、症状が抑えられ続け、表面には出ませんが、一度薬をやめると、途端に溜まったものがあふれ出すように、症状がひどくなることは確実だと思います。

β2刺激薬

薬理について
  • 気管平滑筋にある交感神経の「β2受容体」を刺激して気管支を広げます。
長期服用の場合に起こりうる副作用

比較的多い副作用として、手の震え、動悸などがあります。過剰に使用すると、血液中のカリウム分が減少し、場合によっては不整脈を引き起こします。

その他、刺激作用による甲状腺ホルモンの分泌を亢進、心臓興奮が起こす血圧上昇、血糖値の上昇などが挙げられるそうです。

抗アレルギー薬

薬理について
  • アレルギーの発症に関与する、ヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサン、IgE抗体など、いろいろな体内物質が出てくるのをおさえて、アレルギー症状を改善します。
  • 「化学伝達物質遊離抑制薬」「ロイコトリエン拮抗薬」など、化学物質によって種類が分かれます。

アレルギーの原因そのものを治すことはできません。

長期服用の場合に起こりうる副作用

それぞれに、重篤な肝障害や血液障害、けいれん、膀胱炎のような副作用が報告されています。特に多いのは、肝機能障害だそうです。

肝機能障害の起こりうる症例

全身のだるさ、吐き気、食欲不振、腹痛、発熱、かゆみ、発疹、黄疸(おうだん)

自分の検査では…

そういえば、一度、大病院(国立)で喘息とアトピーの診察を受けたとき、血液検査で血中のIgEの値が異常に高いと言われました。これは、アレルギー疾患がある人に特徴的な症状らしいです。

このことから、自分の喘息はアトピー型喘息(アレルギー性喘息)であると判断できました。

★IgE・・・免疫グロブリンの一種。身体のなかに入ってきたアレルギーの原因物質(アレルゲン)に対して働きかけ、身体を守る機能を持つ抗体。IgE抗体は普通は血液中にとても少ないが、アレルギー体質の場合は血液中に大量のIgE抗体が存在するといわれている。

テオフィリン薬

薬理について
  • キサンチン系の気管支拡張薬。製剤的に長く効くように工夫されている(徐放製剤・・・内容成分が徐々に放出されて効果が持続するように作られた薬)
  • 気管支平滑筋に直接作用し、気管支を拡張する。
  • その他、骨格筋興奮、心筋興奮(心拍数と収縮力の増加)など
長期服用の場合に起こりうる副作用

吐き気、頭痛、けいれん、意識障害、肝機能障害などを引き起こす可能性が報告されています。精神神経に作用する薬もあるそうなので、古くから使われていても、注意しなければならないと思います。

最近の薬剤について

前回の喘息薬のブログで書いたものの副作用について、使用説明書などの記述から取り上げてきました。

しかし、これらの治療を行っても、喘息症状をコントロールできない難治性の症例はあります。

それに対し、製薬会社は以下のような製品を開発、製造しています。

オマリズマブ(遺伝子組換え)製剤

製品名:ゾレア 皮下注用  製薬会社:ノバルティスファーマ株式会社

本剤の有効成分であるオマリズマブ(遺伝子組換え)は、チャイニーズハムスター卵巣細胞から産生されるヒト化マウス抗ヒトIgEモノクローナル抗体である。オマリズマブ(遺伝子組換え)の製造工程において、ブタペプトン(胃)を使用している。

オマリズマブ(遺伝子組換え)注射用凍結乾燥製剤

メポリズマブ(遺伝子組換え)製剤

製品名:ヌーカラ 皮下注用  製薬会社:グラクソ・スミスクライン株式会社

ヒト化抗IL- 5 モノクローナル抗体

本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。メポリズマブ(遺伝子組換え)のセルバンクの培養に使用する培地成分の製造において、ブタ由来成分(カルボキシペプチダーゼB)及びウシの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。

メポリズマブ(遺伝子組換え)製剤

ベンラリズマブ(遺伝子組換え)製剤

製品名:ファセンラ皮下注  製薬会社:アストラゼネカ株式会社

ヒト化抗IL-5受容体αモノクローナル抗体製剤

本剤の有効成分ベンラリズマブ(遺伝子組換え)は、チャイニーズハムスター卵巣細胞で産生される。ベンラリズマブ(遺伝子組換え)のセルバンクの作製に使用する培地成分の製造において、ブタ由来成分(トリプシン)を使用している。

ファセンラ皮下注30mgシリンジ

上から順番に販売されてきたようですが、最後のベンラリズマブについては、相当期待されているようです。

好酸球を直接除去する気管支喘息治療薬 日経メディカル より

2018年1月19日、ヒト化抗IL-5受容体αモノクローナル抗体ベンラリズマブ(商品名ファセンラ皮下注30mgシリンジ)の製造販売が承認された。

ベンラリズマブは、糖鎖からフコースを除去する技術により、ナチュラルキラー細胞を誘導して好酸球を直接的に除去する抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性を併せ持つ。そのため血中、喀痰、気道中の好酸球を直接除去することが示されている。

気道の好酸球を完全に除去することが難しい症例も散見されていた。このことから、日本アレルギー学会からベンラリズマブの早期承認の要望も出されていた。

さらっと紹介しましたが、この3製剤はすべて遺伝子組み換え技術が使われたものです。

遺伝子組み換えは、食品や作物で問題視されていて有名ですが、実はこういう製薬業界では、当然のことのように技術が使われているんだなと改めて思いました。

これが喘息の最新治療薬として認可、販売され、難治性喘息患者に注射されていくのですね。

自分の現況に置き換えてみる

上記の製剤の「ゾレア」の説明書には、以下のように書かれています。

成人の場合
・ 喘息に起因する明らかな呼吸機能の低下(FEV1.0が予測正常値に対し80%未満)  FEV・・・努力呼気肺活量
・毎日喘息症状が観察される
・週 1 回以上夜間症状が観察される

小児の場合
・毎日喘息症状が観察される
・週1回以上夜間症状が観察される
・週1回以上日常生活が障害される

ということは、

今の自分は、というよりも今までの自分は、全てに当てはまっていたので、これらの薬を投与される状況にあったわけですね。

しかし、この薬を使うことによって、牛や豚やハムスターの遺伝子や細胞が、自分の体に入ってくる、ということを、ちょっと、どう想像していいかわからないですね。

今話題のオプジーボについて

この10月1日、ノーベル医学・生理学賞の授与が決まった京都大の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76)は、長年、小野薬品工業と、がん免疫治療薬の共同研究に取り組まれていました。

「オプジーボ」

がん免疫療法に用いる薬剤で、一般名はニボルマブ。日本では、2014年7月に切除術による根治が期待できない悪性黒色腫の治療薬として承認され、同年9月から小野薬品工業が販売を開始した。その後、15年12月に非小細胞肺がん、16年9月に腎細胞がんにも適応が拡大された。

本庶氏の、免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」の発見、このブレーキを取り除くことでがん細胞を攻撃する、新しいタイプの「がん免疫療法」の開発に結びつけた功績が、評価され、今回の授与になったそうです。

ニボルマブ(遺伝子組換え)

製品名:オプジーボ点滴静注用  製薬会社:小野薬品工業株式会社

-抗悪性腫瘍剤-
ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体

本剤は遺伝子組換え技術により、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

オプジーボ点滴静注

この薬は、喘息薬とは関係がないように思えます。

なぜとりあげたかというと、この薬の一般名の「ニボルマブ」という文字が、先に挙げた

「オマリズマブ」「メポリズマブ」「ベンラリズマブ

となんか関連があるのかなと思ったのです。

マブ=mab とは、

モノクローナル抗体のこと。タンパク質薬品であり、いわゆる化学薬品と違い経口投与ができない(普通週一回の注射)、製造費用が非常に高い、細胞内部に侵入できないなどの欠点を持つ。しかしいったん標的分子に結合すると、患者自身の免疫機構が働いて標的分子を含むがん細胞を高率で破壊できるなどの利点をもつ。

文字を分解してみると、

Oma li zu mab

(任意語) 免疫系  ヒト化  モノクローナル抗体

Nivo l u mab

(任意語)?  ヒト型  モノクローナル抗体

やはり、共通項目がありました。

こちらも遺伝子組み換え技術が使われており、副作用についても、製品説明に書かれています。

(ここまで 毎日新聞、産経新聞、Wikipediaより参照)

危険性の「過小評価」は・・・

政治家はよく言いますね。

「(放射能汚染は)ただちに影響するものではない」

お医者さんも言います。

「(薬の副作用は)めったに起こることではない」

しかし、その物事に、わずかでも危険性が潜んでいれば、そのことを知らせる義務はあるのではないか、と思うのです。

また患者には、知る権利もあるのではないかと。

上で挙げた薬の使用上の注意には、いろいろ、こういうことが副作用で出てくると、ちゃんと書いてあります。

しかし、いざ行使される段階において、それに対する正しい説明がなされているか? 忙しさから、割愛されていないか? というと、自分の経験からも疑問を持たざるを得ません。

臭い物に蓋をする

【悪事や失敗など、知られると都合の悪い事柄を一時のがれに隠そうとすることのたとえ】
何か、ここ数年、スポーツ界、相撲界、政界(公務員も含め)、芸能界、、色んなジャンルで隠ぺいされた事柄が、一気に明るみに出てきています。

今後どこまで明るみに出てくるのか? と感じるのは、自分だけではないと思います。

まとめ

喘息で使われる薬剤の薬理と、主な副作用について取り上げました。実際は、色々詳しく調べたらもっとあると思いますが。

もし薬を使って治療されているのなら、どういう成分が自分の体内に入れられているか、を知っておくべきだと思います。

最新治療薬には、遺伝子組み換え技術が使われていることもですね。

自然災害が頻発している昨今、薬の確保もままならない状況になる可能性もあります。

そのとき、どう対処するか? 薬を奪い合うのか、薬なしで乗り越えるのか・・・

意識がある限りは、患者本人に選択権があります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

【参考】

おくすり110番 サイト 喘息の薬

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コメント

  1. アラジン より:

    僕は薬の副作用に苦しんだ挙句、全ての薬をやめて2年が過ぎました。
    喘息の発作は何度か襲われましたが、この頻度は薬を使っていたときと変わりません。
    薬の副作用は医者は全然知らないし、経験したものが死ぬ思いをするだけです。
    ここに書かれていない副作用で僕は死ぬ思いを何度もしています。
    一般には知られていない副作用です。
    気管支拡張剤の胸焼けと逆流性食道炎です。
    この薬で噴門も広がります。
    こむら返りが胸の筋肉に起きて呼吸ができなくなったこともあります。
    筋肉が溶けて行くのです。
    ステロイド吸入5ヶ月で「鬱」になって苦しみました。
    毎月の高価な抗アレルギー剤で落ち込みました。
    去痰剤はまあいいとしても、効き目は疑問です。
    水を飲んだ方がマシ。
    薬は使っても使わなくても同じか副作に苦しむなら、使わない方がいい。
    素人考えですが・・・。

    • YASSAN より:

      アラジン様。
      コメントありがとうございます。自分が取り上げたものは、特に重い症例でしたが、まだまだ大変な副作用があるのですね。ただ、薬を飲んで症状が治まらないのと、薬を止めてから症状が変わらないことは、同じことではないと自分は感じます。薬は抑え込んでいるだけで、薬を止めたら、元の排出されるべき物質プラス薬の副作用分が合わさって出てくるので、むしろ薬を止めてからの方が苦しいと思います。ただ、時間はかかりますが、確実に体は清浄化されていきます。痰、鼻水、尿、便から薬のにおいがするので、よくわかります。自分もど素人で、体感で書いているものなので、独りよがりかもしれませんが、薬を使わない方がいい、と自分も思います。