こんにちは。
少し暑さが和らいだかなというこの頃です。
そろそろお彼岸になります。暑さ寒さも彼岸までと言われますね。秋に近づいているようです。
今回は、お彼岸について書いてみました。色々法事が行われると思いますが、心得のほうも大事かなと思いましたので、拙いながらまとめてみました。
他にも詳しいサイトがあると思いますので、参考までに。
彼岸の意味
彼岸(ひがん)は雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼ぶ。
俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。
(Wikipediaより)
今年(2017年)の秋の彼岸は、秋分の日が、9月23日(土・祝)ですから、9月20日(水)から9月26日(火)となります。
- 9月20日(水) 彼岸入り
- 9月23日(土祝) 中日(秋分の日)
- 9月26日(火) 彼岸明け
六波羅蜜とは
この世を此岸(しがん)、梵語では波羅蜜多と言います。この世の苦しみ、煩悩から解脱して、涅槃の境地(悟りの世界)に至るまでに、六つの修行があると言われています。それを六波羅蜜というようです。
その修行はどんなものかというと、
布施 (ふせ)
清く美しい心で惜しまず差し上げること。財施、身施、法施、無畏施、顔施、と色々形があります。
持戒 (じかい)
戒律を持つ、守ること。悪事を戒めるのもありますが、善行を勧める意味もあるようです。
忍辱 (にんにく)
侮辱、屈辱、辛い困難を耐え忍ぶこと。日本刀は、火で焼いて、叩いて、水に突っ込んで冷やすことを繰り返します。このような苦難を乗り越えることて名刀になり得ます。。
精進 (しょうじん)
悪いことをやめて、善行を心をこめて、行い続けること。一番日常語に近いと思います。
禅定 (ぜんじょう)
心を落ち着けて動じないこと。どんな場面でも心を平静に保ち、雰囲気に流されないことです。
智慧 (ちえ)
真理を見きわめ、真実の認識力を得ること。一番効果のある方法を見つけ出す。単なる知識ではなく智慧でもって物事を考えることです。
三途川をわたる前に
此岸と彼岸を分ける境目にあるとされる三途川。これを渡るには六文銭がいるらしい。ここには、奪衣婆という役人がいて、白衣ではない霊(死人)を着替えさせるとか。
そして川を渡ると、各人の衣の色が変わるそうです。その色の種別により霊界のどこに行くかが決定されます。天国か、地獄が、あるいはやちまたか……果たして何色に染まるのでしょうか?
この川を渡る前に上記の修行をしていったほうが良さそうです。
法事や墓参りも大切な行事ですが、個人個人が行ずることは、もっと重要事項ではないかと思います。
まとめ
彼岸に入る前にどういうものかを書いてみました。仏教色が強いですが、宗教に関係なく、六つの修行は出来そうです。自分も地道にこれらを継続していきたいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました‼
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