子供の評価は、他人と比較するより緩めに期待する事

こんにちは。

今回は、子育てと次世代を育てることについて考えてみます。

人を評価すること

人を評価する場合、往々にしてその評価する側の主観が入ります。憶測も付随してきます。人から聞いた噂に尾ひれがついて、判断材料に使われている場合もあります。

上司と部下の関係だと、上司は自身の物差しで部下を測ります。自分の能力に対してまだまだこのレベルだという評価を下す。昔は自分はこういうことまで出来たという自慢や誇示をして優越感に浸る。そういう側の人間のほうが多いような気がします。

親と子の間でも、最初は笑ったり、物を目で追ったり、話したり、ハイハイしたり、歩いたりという行為でも喜んでほめていたのに、ある年齢になると、子供に向かって自分はこうだったとか、こんな成績が良かったとか、委員長だったとか言って、子供のころの功績を話して、だんだん比較対象にしていくようです。

比較の弊害

しかし、ある程度自我が出てくると、子供は比較されるとつらい思いをします。どうしてお前は〇〇なんだとか。何で俺の子なのに出来ないのだとか。子供は、親に認めてもらいたいので、そうなりたいと努力します。しかし性格や能力には人それぞれ違いがありますから、期待に応えられないことが出てきます。すると、劣等感が少しずつ頭をもたげ、その子の人生に影を落とすことにもなります。

これは、大人になっても同じことがあり、特に新人から数年間はそういう事を言われる対象になりやすいと思います。

比較評価に耐えられなくなったら、子供は非行に、新人は退職するのでしょう。最悪は自ら命を絶ってしまうかもしれません。

次世代を育てないとその組織は高齢化する一方です。しかし年齢が上がる毎に人の意見を取り入れたり、人を認めにくくなります。すると、若い芽を自分たちで摘んでしまい、いつまでも若返りせずに、老衰していくのではないかと思います。

緩めの期待値設定

人付き合いにおいて、欠点をあばいてくる人と、利点を見出だしてくれる人と、どちらと付き合いたいと思うでしょうか?余程の聖人でない限り、後者を選ぶでしょう。

これから何かを始める側は、まっさらな状態なので、育てる側はこれといった枠を作らず、最初から無限の可能性を信じてあげる余裕がある方が良いと思います。それには、人の長所を見抜けるか見抜けないかにもかかってきます。穏やかに緩やかにその可能性を期待していく。

最近は、ネットに色々な情報がありますので、成功例がたくさん存在します。調べたらすぐに答えが見つかる世界です。知らないという欠点がすぐに埋まってしまいます。

また、即戦力ということで、すぐに能力を出すよう要求したりされたりする社会では、育成時間がないがしろにされています。ブラックだとか、ゆとりだとかいうのは、考える力を養う機会が少なかった結果の表れではないかと思ったりします。

10点満点、100点満点を求めるのは、お互いが共倒れしそうです。「この人にはこういう長所がある」というだけでいいのではないかと。加点も減点もやり過ぎない方が良いと思います。

失敗体験から完全へと、地道に

クイズ番組がやたらと多くなった気がします。一流大卒の芸能人が競って知識を披露しています。自分も子供たちとよく見ますが、失敗したり間違ったりした時に学びがあるように思います。ある意味で社会科の勉強にもなります。製作サイドの方が、色々な角度で見れるように、問題を掘り下げてくれたら面白いなと思います。例えば秘密のケンミンSHOWや池上彰のニュースと、クイズ番組のコラボとか。

最近調べたら、聖徳学園の小学校の教育がとても興味深いものでしたので、紹介します。

聖徳学園 考える力を伸ばす方法

最後の方にこのように書かれています。

どんどん失敗もさせてください。失敗をすると物が壊れてしまったり、余計に時間がかかったりします。それでも挑戦意欲や主体性を育てていくためには、成功体験も大事ですが、失敗を恐れないことや失敗から学ぶ姿勢の方が大切なのです。

失敗をたくさんすることで、それだけ自分の体験にもなりますし、知能が発達していきます。与えられた知識よりも、自分で身につけた考える力は、応用力がありますので、力強い生き方ができると思います。

そのことが、最終的には、人格的にも完全に近づいていく近道のような気がします。

中々こういう教育機関は少ないでしょうから、せめて家庭内では失敗体験を積ませ、自分で考える力を身に付けさせてあげたいなと思います。もちろん親子ともどもで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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